「fluxflex」の無料プランでの公開サイトの運用は厳しい

先日ブログにも書いたfluxflex」は、無料プランのまま本番運用するのは無理という結論に達した。

まず、無料プランっつうのはどういうものかというと、以下の通り。

プロジェクト数: 3
アクセス : 10000 / 日
プロセス時間 : 15分 / 日
転送量(入力): 250MB / 日
転送量(出力): 250MB / 日
DB : 25MB

■プロジェクト数
単純にどれだけのアプリを作れるかという数。
これが3つというのは素直に嬉しい。

■アクセス
これは運用するサイトによるだろうけども、画像もCSSもすべてのリクエストがもちろんカウントされるので、意外と早く達してしまう。
まあ、1日PVが1000行かないようなテキストメインのサイトだったら、大概いいと思うけど。
画像は他のサーバーやPicasaとかFlickrに置いておくっていうのを手出しねえ。

■プロセス時間
これです、これ。
もう、このプロセス時間というのが何を基準に計算しているのかわからないんだけども、とにかく厳しい。
CakePHPで作られているこのブログで、1日のリクエストが2000とかの場合、ViewCacheを1時間ぐらい利かして15分程度消費する。
これは厳しすぎる。

■転送量
これもサイトによるんだろうけど、テキストメインならほとんど気にする必要はないと思う。
ちなみにこのサイトのマックスは16MBだったよ、でら余裕。

■DB
これも25MBは無料プランでは多いほうだと思う。


プロセス時間が処理に対して一定ならまだ納得できるんだけど、たまにそんなにアクセスが無いのに一気に時間が経過している時がある。
もう全然納得できないわな、不安定過ぎて。
少しでも時間が過ぎてしまうと、ページが見れなくなってしまうのも痛い。
さすがに個人のブログでも、ちょっとそれは厳しいかなー。
それで課金されてもなんだか納得できないし。

ということで、現状のfluxflexはまだまだということで、当分使わないで様子見することにした。
まあ、無料プランで公開サイトを運用する目的のものじゃなくて、モックとかを置いておく場所なのかもねえ。
なんだか当初の趣旨が違う気もするけど、現状ではそれぐらいにしか使えない気がする。

無料で楽しめるPaaS「fluxflex」でCakePHPを動かしてみた!




以前記事を書いた「Pagoda Box」でも十分満足出来るレベルで運用できているんだけども、「fluxflex」というPaaSを日本人が始めたということを聞いて、試してみることに。

Web開発者のためのクラウド・ホスティング・プラットフォーム
fluxflex

謳い文句としては「Web開発者のためのクラウド・ホスティング・プラットフォーム」ということを謳っているので、まさに自分にはぴったりなんじゃないか?ということもあったし、ドキュメントをみてみるとどうやらCakePHPでの稼働実績もあるみたいなんで、いけるんじゃないかなと。


■主な仕様
・PHPの他にもRubyとかPerlも動く(他にもいろいろ)
・無料で3アプリまで作成可能
・無料だと10000Requestまでだったり制限はあるけども、そんなにアクセスがないサイトだったら十分だ。
・Gitコマンドでアップロード、独自のコマンドなどは無し
・データベースはMySQLとかMongoDB対応で、MySQLならphpMyAdminを用意してくれている
・独自ドメインも無料で可能
・ワンクリックでWordpressとかRedmine等がインストール出来るようになっている
・有料プランではオートスケールしてくれる!!

■CakePHPを動かしてみる
こんなページもあるので余裕っす。
CakePHP - fluxflex 利用ガイド

結論をいうと予想通り動いた、それもとても簡単に。
特別なことをする必要がなく、動いたのは嬉しい。
スピードも全く問題ないレベル。(2011/8/25現在、 fluxflexで動かしてます、意外と速くない?)
PagodaBoxの様にGithubにリポジトリを置く必要もないので、データベースなどの指定は直書きできるのも良い。
(まあ、プライベートリポジトリに置けばいいんだけど、有料だしさ・・・)


■CakePHPを利用する際の注意点
独自ドメインを利用している時に、環境変数のHTTP_HOSTとSERVER_NAMEがfluxflexのサブドメインのままなので、CakePHPの挙動がおかしくなる。
app/webroot/index.php
の一番上に以下のコードを追加。
$_SERVER['HTTP_HOST'] = '独自ドメイン';
$_SERVER['SERVER_NAME'] = '独自ドメイン';
かなり強引なやり方なんだけど・・・。
コントロールパネルから環境変数を設定できるみたいなんだけども、設定方法がどこにも説明されていないので分からないため、とりあえずはこのやり方で。
Authコンポーネントとか使っていると、これやってないとはまる。


■不満な点
・質問を投げても返事無い又は遅い(もう2日返って来ていない)
・メール送信に対応していない
・Cronに対応していない


■まとめ
まだまだローンチして1ヶ月ぐらいということで、機能が全然足りていない。
メールが送信できないとか致命的だと思うし、Cronが使えないのも・・・ねえ。
SSLも独自ドメインには対応していないみたいだし、サポート体制もまだまだかも。
有料プランも誰でも利用できるわけでもない様なので、まあ、本気で使うのはまだちょっと難しいかな?

けど、CakePHPの設置のしやすさはかなりいい感じなのでかなり期待してる!
WebサーバがApacheってのもPHPユーザーにとっては追い風なのかあと個人的には思う。

今後に期待だね!

OSC Nagoya 2011に行ってきました



最近はイベントに行ってもブログを書く人が減った気がするんだけど、気のせい?
特に今回のOSCは何も手伝うことが出来なかったし、出来ることはこれぐらいしか無いので、簡単だけど感想でも書こうかなと思う。

■会場の国際センターは素敵
久しぶりの勉強会というかセミナーだったので、ちょっとドキドキしながら会場に向かったけど、会場に着いてみたら物凄い人でビックリ。
当日は生憎の雨模様だったんだけど、 会場の名古屋国際センターは地下鉄の駅から雨に濡れることなく建物の中に入れたので、とても良かったと思う。

入ってみたら、綺麗でビックリした。
当たり前だけど、場所柄外国の人が多かったのもなんだか良かった。
会場が変わるだけで、イベント自体のレベルが上がった気がした。
(これ失礼な発言かも)

■受付&展覧スペース
流れに任せて受付に行ったら、知り合いが居たりして、なんだか嬉しかった。
スタッフには若い人も多くてビックリ。
いつの間にか世代交代が行われたのね。
萌え萌えした内輪をもらったのと、Mozillaの袋を見て、OSCに来たんだなあと実感。

■WEBフレームワーク Symfony2の開発チュートリアル
参考資料など:
1   アプリケーションと環境のセットアップ | Symfony2日本語ドキュメント
1   PHPフレームワークSymfony2 開発チュートリアル | Symfony2日本語ドキュメント
Symfony2 チュートリアル イントロダクション osc 2011 nagoya

興味はあるんだけどなかなか手を出せないSymfonyのチュートリアルってことで、期待してた。
内容は本当に良くあるチュートリアルを1から10までざざーっとやろうという企画だったみたいだったんだけど、講師の方も言われていた通りちょっと詰め込み過ぎだったかも。
けど、どんな感じで進めていくかっていう雰囲気はわかったので良かったかな。
やっぱり他の人の作り方って見ているだけで勉強になるので。

以下箇条書き
・PSR-0って初めて聞いた
・大規模開発向けとか言われるけども、それほど大掛かりな感じはしなかったので、入り易そう。
AsseticTwigというライブラリは便利そう、注目
・DBのマイグレーションをコマンドで出来たりと、かなり今っぽいし整備されている感じ
Silexというマイクロフレームワークから入るのが良さそう。素敵!

多少重たくなってもいいから、開発し易い様にどんどんしてこうって感じがして、今っぽいなと思った。
あと、名古屋で仕事で使っている人も何人かいたので、勉強会でも開けれたら良いのになあと思ったけど、ちょっとあれぐらいの数じゃ難しいのかな?

あと、折角PC持ってきたのにネットワークが無かったので、使えなかったのが勿体無かったなあ。
ま、その分じっくり話を聞けたから良かったけど。

■Linux KVMではじめるカンタン仮想化入門
KVMって興味あるけどVMWareとかVirtualBoxよりハードル高くね?って思ってたけど、結構GUIで出来ちゃうのでビックリした。
ネットワーク周りとかその辺が難しそうだなあとは思った。
DebianとかUbuntuでも出来るのなら機会があれば試してみたいなとは思ったけど、個人的にそこまで深く掘り下げたいところではなく、開発環境を用意する時に使えればいいやと思うぐらいなので、チャレンジして挫折したらもうやらないかも。
まだまだ玄人臭のするお話でした。

■プログラムレスAndroidアプリ作成ツール「App Inventer」入門
参考資料など:
オープンソースカンファレンス2011 Nagoyaで「App Inventor入門」という講演をしました。 - gabuchanの日記

Androidは持っているんだけど、開発言語がJavaってのが・・・って二の足を踏んでいた僕には持って来いのセミナー。
凄い人気で、初めてセミナー会場に入るためにOSCで並んだ。
内容はとてもわかり易く、そんなに濃くもないんだけど面白い歴史とか織りまぜながらの楽しい発表だった。
App Inventorはとにかく敷居が低くて、これなら僕にでも出来そうって思ったし、BuritterのAndroidアプリぐらいなら作れるかもってちょっとワクワクした。
本当にプログラムを書くことなく、ブロックを積み上げたり、ドラッグ&ドロップだけで動けるものを作れてしまうところを実演されて、びっくりした。
いつかこんな時代が来るんだろうなとは思っていたけどねえ。


その後予定があったのセミナーは欠席して、僕の今年のOSCはこれにて終わり。
会場でツイッターとかみていたけども、Ustの放送もあったり、展示スペースもいろいろやってたみたいで、もっとゆっくり楽しんでいけば良かったなあとちょっと思った。

■まとめ
特に最後のAndroidのgabuちゃんのセミナーを聴いていて思ったんだけど、プログラミングをもっと楽しんでいいんだなあと思った。
毎日仕事で納期に追われてプログラムを書いていると、如何に効率的に作るかとか殺伐としたものになっていってたなと。
あと、文系プログラマの劣等感からか、勉強することばかりに目がいっていた気がする。
もちろんそれも大事なんだけど、プログラムでもっといろんなことが出来るんだから、純粋に楽しんじゃえば、そういうのが跡から付いてくるのかもしれないなと思った。

僕には楽しむという視点がすっぽり欠けていたなあ。
もっとプログラムとかで自分がワクワクするようなことやってけば良いのかなと思った。

「んな、当たり前だろ」
って言われるかもしれないけども、自分にとっては結構な気づきだったので、それだけでも行ったかいがあったなと思った。
「好きこそものの上手なれ」ですな。

ということで、OSC関係者の皆さんお疲れ様でした。
非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。

無料で楽しめる!PHPのPaaS「Pagoda Box」を試してみた!

「少しでも毎月のお小遣いを浮かせたい!!」
「このブログ(CakePHP製)を無料で運営していきたい!!」
ということで、無料で楽しめる(試せる)PHPが利用可能なPaaSを探していて見つけたのがこれ「Pagoda Box」。

■Pagoda Box


今のところプライベートベータ版ということなので、無料で使えるのかもしれないけども、PHP Fogの様に「半年間しか使えない」と決められているようには良いかなって感じ。
行きなり、有料プランのみの提供になる可能性もあるにはあるので、その点はリスキーですが。

基本的な流れはこちらを参考にすればよろし。
[PHP][PaaS]Pagoda Boxを使ってみた | Ryuzee.com


■tmpディレクトリのところでエラー
CakePHPを設定した人には必ず体験していると思うんだけど、CakePHPの場合tmpディレクトリに書き込み権限を与えてあげないといけないんだけど、そこでエラーが出る。
一応、書き込み可能なディレクトリの指定方法はあるみたいなんだけど、キャッシュデータを作成するときにエラーになっている模様。
一応Pagoda Box的には、CacheエンジンでAPC推奨ってことなんで、FileからAPCへ変更すれば、エラーが出なくなりました。

一応ここにCakePHP設置用の公式ガイドがあるので、ここを参考にすればOK。
Pagoda Box - Guides


■独自ドメインの運用も無料
これも「今のところは」なのかもしれないけども、こちらとしては無料で使えるのが必須な項目だったりする。
結構長く続けているブログだしねえ。

んで、基本的には
*.pagodabox.com
みたいなサブドメインになってしまうんだけど、使いたいドメインを指定してしまえばそれでアクセスできるようになります。

ちなみに、*.pagodabox.comというドメインでアクセスに来た場合、強制的に独自のドメインへリダイレクトする方法は、.boxファイルに以下のように書きこめばOK。

■(例)hogehoge.pagodabox.comをhogehoge.comにリダイレクトさせたい場合
url_rewrites:
    -
        rule: "^(.*)$ http://hogehoge.com$1 permanent"
        conditions:
            - "$host = hogehoge.pagodabox.com"

yaml慣れてないので、非常に手間取った。


■デプロイがまだまだ不安定
この.boxファイルというので、いろんな設定ができるんだけど、この記述方法を間違えるとデプロイ処理中に止まったりする。
これはプライベートベータ版だからなのかわからないけども、とにかく不安定。
理想的には、エラーかなんかだしてロールバックしてくれればいいんだけど、今はフリーズしてにっちもさっちもいかなくなる。
そんな時は、チケットを切って「止まったぞ、なんとかして」みたいに言えば、何とかしてくれます。
僕も、リダイレクトの書き方がよくわからなくて、何度もデプロイが止まってしまい、その都度復旧してもらいました。
まあ、そういうやりとりがプライベートベータの意義かもしれないので、積極的に助けてもらいましょう。


■安定感
実際にここ23日、このブログはPagoda Boxを利用して運用しているんだけど、意外とスピードも出ているし安定していると思う。
たまに時間帯によっては不安定になる場合もあるらしく、1日に数件タイムアウトでエラーになってたりしている。

ちなみに昨日は
全2155リクエストがあって、平均応答時間が0.027。
タイムアウトになったのは0と優秀だった。
日に日に安定しているのかな?

無料プランの1クローンで、1時間に136リクエストあった時間帯は全て遅延なしで応答が出来ていたが、212リクエストあった時間帯は13.68%が1秒未満の遅延が少し出たってなってた。
趣味のブログには十分じゃないかな?
もっとアクセスが増えれば、お金を払ってクローンを増やしていく感じになると思うけど、当分良さそうだ。


■全体のまとめ
個人的には好印象。
商用利用となるとちょっとあれかもしれないが、個人利用には申し分ないと思う。
GitHubにソースを全て挙げなくちゃいけないというのは、セキュリティ的にどうかとは思うが、気になる場合はGithubでプライベートリポジトリを作成すればいい(有料だけど)。
その反面、難しいことは考えずGitHubだけで全てが完了しているとも考えられるので、その辺はトレードオフなのかもしれない。
実際、他のPaaSサービスだとCUIでコマンドをインストールしてごにょごにょしなくちゃいけなかったりするんだけど、Pagoda Boxはコマンド使わなくてもひと通り出来る。(コマンドも用意されているが)
データベースも一時的にphpMyAdmin入れればすぐに動いたし。

CakePHPのキャッシュ周りの作りがアレなせいで、使えるPaaSが限られてしまうんだけども、Pagoda Boxはなかなか面白い選択肢だと思う。
まあ、他のが出たらまた試すけども。
問題はプライベートベータということなので、この先どうなるのかが不透明なところかな?

「やっちまったよ一戸建て!!」読みました

やっちまったよ一戸建て!! (1) (文春文庫PLUS) やっちまったよ一戸建て!! (2) (文春文庫PLUS)

「家を買う」
「家を建てる」

今のところ全くそんなこと考えられる段階じゃないんだけど、周りでチラホラ建てたりし始めている人も現れ、「そんな年齢なんだなあ」と思う今日この頃。

「家を建てるって実際にはどんなことだろう?」
と思い、この本を読んでみた。

姉夫婦も建てたし、親も建てろとか言うし(金は出してくれそうにないが)
けど、35年ローンとか背負う気に全くなれないわー。
この漫画の中でも3000万の借金をして頑張って立てていたっけ。

内容的には、全く得るものはない。
けど、そこそこ面白かった。
そしてザックリとではあるけども、付き合っていかなければならない人たちと流れみたいなものはわかるかな。

「家を建てるって実際にはどんなことだろう?」
という問いには、あまりにも特殊な状況過ぎて参考にならないとは思うけども
「建てようと思えば、どんな人だって建てることは出来る」
みたいなことはわかった。
後先考えなければだけど。

もし家を建てることになったら、頑張り過ぎないで楽しみながら建てたいものだね。
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