「自分をいかして生きる」を読みました

自分をいかして生きる

以前読んだ「自分をいかして生きる」の続編というか、補完的な本という位置づけの本。
前作同様素晴らしかったな。
なんだか哲学の本を読んでいる感じになったんだけど、掘り下げていくとやっぱそういうところに行き着くのかなとも思った。

一番自分が欲していた答え(結局どうすればいいの?)はここには載っていなかった。
ヒントはたくさん書いてあったんだけども。
そんでもって、答えなんてないんだろうなとも思った。
答えを本から貰っているようじゃ駄目なんだろうし、そんな答えを提示してしまっている本も嘘くさい気がする。答えが簡単に出るような問題なら、世の中にその類いの本がこんなに溢れない訳で。

この本を読んで思い出したのが、東大のお偉い教授が死ぬ時に「結局何がしたかったのかわからなかったな」みたいなことを言って、死んでいったって話。
そん時に、「こりゃ凡人にはわからんだろうな」って思ったな。

これからの時代、働くってことや生きていくってことに関しては、どんどん競争が厳しくなるんだと思う。
普通のやり方や従来のやり方でやっていたんでは、どんどんしんどくなりそうな気がする。

じゃあどうすれば良いんだろう。
やっぱ自分の仕事を作っていくしかないんだろうな。
自分らしい仕事というか、自分っぽい仕事というか。
人よりも〇〇なら上手に出来るといった類ではなくて、もっと個人の良さを出すというか。

精神的に追いつめられて、病院に行かなくてはいけなくなる様な頑張り方をしなくても、いつの間にか時間過ぎていて、御飯食べるのも忘れてしまうぐらい熱中出来るような。
そして、それを通して相手も自分が満たされるような。
自分を騙しては駄目なんだよね。
良く「見方を変えればやり甲斐がある」とかっていうことがあるけど、それって一つ間違えれば凄く危険な考え方だと思うんだよね。
思考停止になってしまったり、自分を騙すってことになり兼ねないしさ。
まあそりゃ、そうやって考えてやり過ごさなくちゃいけない時期もあるんだろうけど、万事それで片付けるってのは、どうも納得出来ないんだよね。

んー、まだぼんやりしているな。

やりたいこと=職業とかではなく、もっと本質的なところなんだと思う。
頭で考えるのではなく、もっと感覚的な部分を信じて選択していっても良いのかもしれない。
打算的に考えたらダメなんだろうか、かといって夢ばかり追っていてもなあ。

難しいなあ。

とりあえず買って良かった。
また何度も読み直してみたい。
僕はまだまだこの作者のように深いところまで考えられていないけど、読む度に新しい発見がありそうで楽しみ。

何かしら壁にぶつかっている人にはオススメです。

「自分の仕事をつくる」読みました

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)

どんどん読めた。
今、自分がもっとも欲している情報の一つだからだと思う。

内容的にはデザイン出身の人だからか、「クリエイティブな仕事で、上手に自分の仕事をデザイン出来ている人達の事例紹介」と、端々に「著者の仕事に対する考え方、取り組む姿勢」が描かれている。

出てくる人達は成功者なので、良くある「後付け理論」と言えなくもない。
というか、実際そうなんだろう。

けど、今の時代、安定を維持するのがとっても難しい時代になって来ているんだよね。
真面目に目の前の仕事をこなしていればある程度先が見えていた時代とは、変わって来ていると肌で感じる今日この頃。

今まであった働き方を一人一人が見つめ直し、新しい自分に合う働き方を作っていく&模索していく時代になって来ているんだろうと思う。
旧来の安定を求めて、公務員になるのも良し(絶対安定かというとわからんけど)、高収入の配偶者をなんとか捕まえるというのもありだろうし、自分で働くのがしんどいから、株とかの不労所得の方法を模索するのもありだろう(資産があればだけど)。

もう、「これをやっておけば、ある程度OK」みたいな方法論は崩れちゃった気がするなー。

んで思ったのが、「自分の働き方、生き方を自分で作り出さないといけない」ってこと。
つまり、こんな僕でも気持ち良く生きていく&働く為には、クリエイティブにならんといかんことが良くわかった。

自分はクリエイティブじゃない人間だとずっと思ってきたけど、本に出てくるクリエイティブな人のアイデアの出し方が、僕が学生時代やっていた作曲と全く同じことが分かった。
ビックリした、ホント。
大した曲はできていなかったけど、その時感じていたことや手法はある程度正しかったと思えて、ちょこっと嬉しかった。

まずは自分がどう働きたいのか?
実現可能かとかそんなことを考えず、一度掘り下げてみたいと思う。
こんなこと以前やったことがあるなあと思ったら、大学時代の就職活動でやったな。
そん時は結局「感謝されたい」っていう抽象的なとこでとまった気がするんだけど、さて今回はどうだろうか。

なんか僕の思考はぐるぐる回っているだけで、大して成長していない様でちょっと不安になった。
らせん状にちょっとでも成長していること切に願う。

ということで、こんなことをだらだらと書ける位前向きになれる良い本でした。

「アイデアのつくり方」を読みました

アイデアのつくり方

先日読んだ「アイデア会議」に紹介されていたのと、会社にたまたまあったので読んでみた。

以下雑感。
・薄いのですぐ読める
・無駄に良い質感
・内容の割にとても高い
・訳が悪いのか元が悪いのかわからないけど、とにかく読みづらい
・解説まで読んでやっと理解出来た

とにかくこれで800円は高いと思う。
内容については、革命的という話ではないと思う。
クリエイティブな仕事をしている人にとっては、当たり前のことなんだろう。
けど、エンジニアの世界ではどうなのかなあ、んー。

この本を読んで真っ先に思いついたのが、学生時代やっていたバンド時代の作曲方法だった。
とっても似てるなーと。
とにかくいろんな音楽を聞いて、モロぱくらないようになるまで置いておく。
そうすると、いつの間にか聞いた音楽のエッセンスがあら不思議、(自分には)自然に取り込められている(ように思える)。

なので、アイデアも同じように出せば良いのかと思ったら、一気に楽になった。
とにかく、以下のようにすれば良いのかな。
・いろんなものに興味を持ち、情報収集(一般調査)
・自分が求めている・求められていることに対する調査もその都度行う(特殊調査)
・公私問わず、四六時中あれこれチョイスしてみる(←仕事になるとここが一番難しいんだろうな)
・煮詰まったら、すべてを忘れて遊ぶ
・閃くのを待つ
・詳細をつめていく

うむ。
プロフェッショナルな人は、特殊調査~閃くまでを、ある一定期間で成果を出さなければいけないから、そこが僕には無理な気がするな。
んー、やってみないとわからないか。

とにかく「発見」というよりは「再認識」させてもらえた本だった。
バイブルという程のものじゃないと思うけど、有名らしいです。

あ、そうそう、帯のコピーがカッコ良かった。
こういうアイデアを閃くことが出来たら楽しいだろうなと思う。

「一時間もあれば読んでしまえるが、生涯あなたの心を捉えて離さない本」

やるなあ。

「アイデア会議」読みました

アイデア会議
年の初めから「今年一年どうやって生き残っていこうか」とずーっと考えて、やっとたどり着いた最初の取っ掛かりの1冊がこれ。
まあ、
「良いアイデアが浮かばないなら、良いアイデアを出すための訓練をしよう」
という、単純な考えなんだけど、自分にとっては非常に大きな一歩。
だって、アイデアの出し方を学ぼうなんて今まで思ったことなかったし。
そんなものを思いつく人はセンスの有る人だけだと思っていた。
絵が上手くかける、一輪車の乗れる、それと同じような。

で、この本を手にとって一気に読んだ。
そんで一気に読めた。
そうだなあ、1日ちょいで、すいすいっと読めてしまった。

文字も大きく、文章も少なく読み易いってのもあるけど、やっぱ内容が僕にとっては新鮮だった。
「アイデアと企画とを分ける」
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせに過ぎない」
「アイデアは多くの選択肢から選ぶものである」
もう、振り返るとこの本に書かれていた「やった方がいいこと」なんてほとんどやってなくて、「やっちゃいけないこと」ばかりやっていた。
「ブレスト」なんて今時の言葉を使いながら、なんでそんなことをするのか?その前後にどういうことをやっておくべきかなんて、全然知らずに行っていた気がする。

あと、なんだか嬉しかったのが、アイデアには3つの種類しかないって話。
「自分に出せたアイデア」
「自分には出せなかったけど、凄くよく分かるアイデア」
「自分にはまったく想像もつかなかったアイデア」
で、3つめのアイデアをバンバン出せるような人が「すごいアイデアマン」だと思っていたんだけど、2つ目のアイデアがちょくちょく出せるようになったら、一般的には「優秀なアイデアマン」って言っていいみたいなことが書かれていて、ちょっと嬉しくなった。

なんだか、それなら頑張れる気がするじゃないかと。
まあ、それがすごく難しいんだけどさ。
なんか勇気とヒントをもらえるってだけでも、なかなか良い本だと思う。

あと、「良いアイデアを出す」というある意味職人技みたいなものを、こうやって仕組みをみんなで共有して、「凡人でもチームを作ればいいアイデアを出せる」というところに、落としこんでくれた作者の方に感謝。

よし、とりあえず身近なところから使ってみようかな。

「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」読みました

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

やっと読み終えたー。
なんだかんだで2週間ぐらいかかった気がする。
実物を見たことがある人はわかると思うけど、この本は結構分厚い。
全部で350ページ以上もある本を読んだのは本当に久しぶりな気がする。
けど、思いのほか楽しく読めたのは意外だった。

この本で得られたことは結構自分の中では大きい。
無料というのは、僕らの世代だと慣れ親しんだ言葉だし、日々の生活の中で凄く溶け込んでいる。
けど、昨今のGoogleの攻勢を見ていると、なんだか「今までの無料」とは違うなあとは感じていた。
勢いがちがうというか、無料の仕方が激しいというか。
その秘密というか理由みたいなもののヒントが、この本には書かれている気がする。
この本を読んで、もう当分はGoogleの天下なんだろうなと思った。
如何にGoogle側に着くか、如何にGoogleと同じ風に乗るか、それが重要だな。
まあ、YahooやApple、Microsoftみたいな大きな企業はそうは言ってられないだろうけど。

あと、中国やブラジルに対する見る目が一気に変わった。
特に中国に対しては「モラルが無い国」というイメージが強かったんだけど、もうそう言ってられないんだろうなと思った。
偽物作られて困っているというブランドメーカーが、偽物を作られることによって得られている利益ってものもあるんだなと気付かされた。
というか、上手く利用しているじゃんと。
特に「誘発された陳腐化」という言葉は、結構衝撃的だった。
人間というものは恐ろしいなと。
まるで被害者みたいに振舞う企業はあくどいとさえ思えたわ。

とにかく仕事でネットに関わっていこうと思っている人には、読んでおいて損はないと思うし、ネットに関わっていなくても「無料」という形が今までと変わってくるのはどこの業界でも一緒だと思うので、結構誰にでも勉強になると思う。
特に大してお金のまわり方とかについて勉強してこなかった僕みたいな人間には。

世界中でヒットしているということなので、世界中の人達がこの本に書かれているようなことを踏まえて、新しいビジネスモデルをどうやって見つけていくかだね。
そして、新しいビジネスモデルにとって「無料」というのは、切り札のカードになりうる強烈なカードだと思うので、タイミングや使い方を間違えないようにしなくてはいけないな。
んー、難しい。

鮮度が大切な内容だと思うので、読むならお早めに。
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