情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方

読み始めた時はどうなることかと思った。
それ程、自分にとって耳が痛い言葉が並んでいた。
後半はそれ程でもなかったのは、多分読み流すようになったからかな。
自分がこの本に書かれていることをそれ程出来ているとは到底思えないから。

技術者向けなのに技術的な話は皆無というのも、なんだか新鮮だ。
内容的には、自己啓発本なのかな?ビジネス書っぽい。

読んでいる最中に、いろんな人達の顔が浮かんだ。
特に勉強会で知り合った人達の顔が良く浮かんだのは、偶然じゃない気がする。
彼らは意識が高く、僕より早くこの本を読んでいたのか、もともと優秀なエンジニアなんだろうなあ。

特に心に残ったものを挙げてみようと思う。

(04) 一番の下手くそでいよう
上手い人に囲まれていると自然の自分の実力もアップするとかしないとか

(05) 自分の知性に投資しよう
新しい言語を学んだりしよう

(07) 万能選手になろう
いろんなことが出来る人は少ないんだから

(08) スペシャリストになろう
専門家というのは、それ以外のことを知らないということではない

(09) 自分の人生を他人任せにするな
特定のプロダクトとかに依存しないようにするべし

(12) ビジネスの仕組みを学ぶ
プログラム書くにもビジネス知らないとねっていう当たり前な話

(17) 巨人の肩の上で
既存のコードを読むことの大切さ

(21) デイリーヒット
些細な事でも毎日成果を上げるようにする

(25) 自分にどれだけの価値があるか?
文句ばかり言わず、謙虚に謙虚に

(27) 保守作業の真価を知る
リファクタリング!

(28) 8時間燃焼
定時で帰り続けても、仕事が増えなければ良い(慢性的な残業体質の改善を!)

(30) できないことは「できない」とはっきり言う
出来ると言って出来なかった場合が一番ひどいけど、はっきりいっても信頼を勝ち取れないのがもどかしい、相手次第か。

(33) 視点が違えば認識も異なる
これが出来てない人が多すぎる。

(35) オレ、作文的なのは得意っすよ
開発日誌とか付けるといいかもなあ

(39) 業界で名前を売ろう
売りたいです

(40) 自分のブランドを築こう
築きたいです

(47) 自分のロードマップを作る
自分の人生もひとつの壮大なプロジェクトなのだ

(51) ウォーターフォール式のキャリア計画はやめよう
キャリア計画もアジャイル手法を取り入れるべき


結構たくさんあった・・・。
とにかく、自分が自分のことをあまりにも考えてないことにびっくりした。
仕事のプロジェクトのことや、開発手法とか、そういうことはよく考えるんだけど。
自分のことが一番面倒だし、間違えたらいけないし、いろいろ大変だから後回しにしてしまっているのもわかるんだけども。

あと、自分は情熱的なプログラマーじゃないってのもわかった。
けど冷め切っているとも思っていないし、自分の人生をよりよいものにはしたいってのはあるので、なんとか良い方向へ導けるように頑張っていきたい。
なんとかやりようはあるでしょう(あると思いたい!)

この本は定期的に読みなおしたほうが良い本だな。
エンジニアをやっている限りは。
決してテンションが上がる本ではないけども。

非常にユニークな本だし、自分のエンジニアとしての思想を持つ助けになるような本だと思う。
薄い割には内容も濃くてオススメ。
アジャイルサムライ−達人開発者への道−

まず、率直な感想として、凄く感動した!
あまりの面白さに1週間程で読んでしまった(僕にとっては早いのだ)。
上手く言えないけど、後書きを読んで、ちょっと嬉しいというかウルウルきた。

僕にとって「アジャイル」といえば、「短いサイクルで開発する今っぽい手法」って認識でしかなかったんだけど、この本を読んで「アジャイル」な開発の厳しさを痛感した。
正直な話、読んでいて耳が痛くなる話ばかりだった。
全然出来てないもんなー。

これは実際の仕事と照らしあわせたからかもしれないけど、この本に書かれているようなことを実践しようとすると並大抵のことではないってことは直ぐに理解した。
どんだけの人達を巻き込んで、理解してもらい、お互い協力していかなければならないのか。
正直途方に暮れる。
「あの人を説得するのには骨が折れるな」って人が浮かぶ浮かぶ。
そして、開発メンバーの中で、気持よく賛同してくれる人がどれだけいるだろうかと不安になった。
みんなもう疲弊して諦めてしまっている。

毎日毎日
「なんでこんな修正やらなくちゃいけないんだろ?」
「なんで楽しくないんだろ?」
と不満に思ったり、誰かを槍玉に挙げて憂さ晴らししている非生産的な自分とその仲間たち。
嫌気が指しているんだけども、この現状を打破するための正しい基準がわからず、自分のわがままなのか、周りが良くないのか自問自答する日々。
嫌々ながらも仕事だと割り切ってやり過ごしていた自分にとって、この本に書かれていることは、十分自分のものさしになり得るものだった。

いやあ、素晴らしい。

僕は「アジャイル」な開発手法が完璧だとは決して思わない。
そもそも、まともな開発手法の本を読んだのはこれが初めてだし、複数人で開発するプロジェクトを数多くこなしたり、マネジメントしてきた経験もない。
けども、「アジャイル」な開発のマインドは僕は大いに気に入った。
どんなアジャイルプラクティスよりも、まずはこのマインドに共感し、前向きに取り組める方が何倍も大事なんじゃないかなと思った。

なので、まずは僕一人から「アジャイル」なチームの構成員になりえるようなスキルを身につけられるように努力していこうと思う。
スキル以外にも あんまり構えず、ワクワクしながら取り組められるようなマインドも身につけられたらいいな。

この本を読んだら「アジャイル」な開発が出来るようになるとは思えない。
たかだか300ページで説明しきれたら、アジャイルのプロのコーチみたいな職業存在しないだろうし。

けど、入門書としては最適だと思う。
エンジニア向けに書かれた本ではあるけども、エンジニアじゃない人にも結構受けるんじゃないだろうか。
とにかく読みやすく、自分の身にも起きたことがある問題をどんどん例に出してくれるのも、非常に安心できて良かった。

さて、次はどの本を読もうかな?
もっともっと掘り下げて学んでみたいキーワードはたくさんあった。
そんな風にこの本を足がかりにより深く学んでいく・・・こんな風にこの本を活用するのが一番いいんじゃないかな。
まさにそれが入門書の役割でもあるんだけど。

兎に角、僕のアジャイルな開発は始まったばかりだ。
ま、気楽に楽しんでやってみることにしよう。
Ruby on Rails 3 アプリケーションプログラミング

前々から気になっていた本。
Railsの公式サイトのチュートリアルやってみたけども、英語だったせいか全然わからんかった。
3500円かよー、たけーと思っていたんだけども、Railsがいつ4になるかわからないし、結構評判の良いこの本を旬なうちに読んでおきたかった。
まあ、読み始めた初日にお弁当の汁をかけてしまい、黄ばんでしまったが・・・。

で、最初から最後まで愚直にざーっと読んでみた感想は
「うむ、評判通り、良いではないか」
でした。

以下、箇条書きしてみる。
・Railsやべえ、でら便利だでかん
・CakePHPと作りが似ているけど、メジャーバーション2つぐらい先に行かれている気がする
・けど、CakePHP触っていたお陰で、かなり理解が楽だった様に思える
・Ruby全然使っていないからすっかり忘れた、メソッド呼ぶときのカッコ省略がすごく不安(これRails関係ない)
・Rubyのシンボルが便利なんだけど、実態がよくわかってない(これもRails関係ないか)
・テストまで結構しっかり用意されている、総合テストまで用意されているとはなー、すごいなー
・ヘルパーとかプラグインとか指定しなくても勝手に呼び出してくれるの?
・AJAXの機能は意外と使いづらそう
・結構使いこなせるようになるまで、結構な日数が必要っぽい(まあ、動かせるようになるのは早そうだけど)
・「こういう使い方すると良いよ」みたいなプラクティスがちょいちょい入っていて助かる(これCakePHPにも応用できること多し)

3週間ぐらいかかったけど、こういう入門書はワクワクできてやっぱ楽しかった。
これだけ至れり尽くせりだと、スタートアップにRails使うってのは、まあ、わかるわー。
まあ、それと比例してこれだけ多機能なんだから、多少処理が重くなるのも頷ける。

Railsの本を読んで、CakePHPの参考になったりすることが多かったののちょっとびっくり。
クラスの分け方とか、なんかいろいろ参考になった(もう忘れたけど)

HerokuでPHPが使えるようになったということらしいけど、CakePHPはちゃんと動くかというと今のところ微妙な気がするので、さっさとブログをRails化したいんだけど、その手助けに確実になってくれそうなこの本。
高いけど確かに良くできているわー。

とりあえずざーっと本だけ読んだ感じだったので、今からゆっくり実際に手を動かしながら2回目読んでみようと思います。
今からRails使おうかなって思っている人、これ結構オススメ、まじで。
誰も教えてくれないお金の話

まず出版社がサンクチュアリってことで、「懐かしいなあ」と思った。
サンクチュアリっていうと、ビレバンに良くおいてある本を出版する会社ってイメージが強くて、最初から若者にも分かりやすく書かれているんだろうなあと思った。
昔は良く買ったなあ・・・と。

内容的には、先日読んだ「たりないお金―20代、30代のための人生設計入門」と似てる。
こっちの方がちょっとマイルドかなって感じ。
やたら投資を進めるって感じでもなかったし、車は買うな、家は買うなっていう風でもなかった。

けど、やっぱり基本は
・現状を把握し、未来を計画し、それに伴って必要なものと不必要なものを判断していく
・誰もあなたの家計を気にかけてはくれないので、自分で判断出来るように最低限の知識を備える
・公的な保証やサービスなどをうまく利用する
って感じだったかな。

とにかく漫画が基本なのでスイスイ読めるし、公的な保証や手当の説明などは良くまとめられていて、実際にリファレンスとしてもチラッと使えるかな?とさえ思った。

お金のことちょっと面倒くさくて今まで逃げてきたわーって人には最適な本だと思う。
やっぱ漫画は読みやすいわ。

あと、ローンは勿体無いなあ、やっぱ。
たりないお金―20代、30代のための人生設計入門

最近、お金のことをもっとしっかり勉強しないといけないなあ・・・と感じていて、手にとったのがこの本。
凄く切ないタイトルの本だけど、結構評判が良いらしいので読んでみた。

内容というと結構当たり前のことが書いてあったかな。

■20代~30代の厳しい現実
もはや、自分たちの親の世代のような生活スタイルやお金の使い方では、僕らの世代だと破錠してしまうという現実。
以前読んだ「35歳からのリアル」と同じで、
・給料は上がらない
・社会保障関連の税負担が上がる
・年金だけではとうてもとても・・・
って現実は、もう避けられそうにない模様。
この辺はどの本にも書かれているので、現時点ので定説なんだろうねえ、ま、当たり前か。

■支出を減らして収入を増やす
結局は、支出を減らして収入を増やすってことに行き着くんだけど、
・家買うな
・車買うな
・保険は入るな
・教育費にお金かかけるな
・投資信託で月々積み立てろ
ってことらしい。

■車について
車は住んでいる地域によっては生活必需品だとは思うんだけど、うちの場合ギリギリ無しでも生活できるかな?って感じで、無いとやっぱり不便だ。
シェアカーとかも、都心だと成立するだろうけど、この辺りの微妙な地方都市だとどうなんだろうねえ。
今は軽自動車に乗っていて、次は一般車を買おうかなと思っていたんだけど、まさか車を買うかどうかを再度検討しなくては!と思うとは・・・。
買うなら次も軽自動車で十分かも。
ま、今でも遠出する時に疲れるなあって思うだけだしねえ。

■家について
家は自分の世代だと「買ったほうがいいかも?」って思ってしまうんだけど、本題はローンなんだなあと認識。
家族構成や時期によって必要な家の形が違うというのは理解できていたんだけど、ローンによる金利の出費がすげーでかい。
なんだよ、金利が安くなったって誰が言ったんだー。

今日計算してみて初めて知ったんだけど、30年ローンとか組んでしまうと、ローンの金利分だけで数百万から1千万以上になっちゃうんだね。
払うお金の3分の1以上が金利分だったりして、全くもって納得できない現実。
他の買い物なら絶対にあり得んな、ホント。
買うなら出来るだけキャッシュで買うべきなんだね、まあ、当たり前か。
っていきなり何千万もキャッシュで用意できるわけでもないしねえ、銀行とかってこうやって儲けているんだなと再認識。

■保険について
保険についても目から鱗で、
・意外と公的補助が結構充実しているので、不要?
・生命保険は子供がいる場合のみでOKで、子どもが成人したら不要
・医療保険も、年々入院日数が減ってきているので、不要
・学資保険も自分で貯金すれば不要
みたいなノリだった。
とにかく保険っつうのは、払わないのが一番で、大概の人は貯金してればOK。
まあ、確かにみんながみんな保険に入っていて得なら、保険会社潰れるしね。

医療保険については結構目からウロコで、国の政策として入院日数を減らして、医療機関の負担を減らしていこうって動きが確かにあるらしいので、病気する人が減ったというよりは、なるべき病院のベットを空けていこうって流れなんだなと。
で、大体1ヶ月ぐらいが平均入院日数らしいので、オーバースペックな保険が多いってことらしい。

■教育費について
学資保険も、そんなに利回りがいいものもないらしく、それなら自分で運用した方がいいとか。
まあ、そもそも自分で運用が上手く出来れば誰も苦労しないんだけど。

教育については、自分の子どもの世代は自分で頑張ってもらうしか無いなあって感じだね。
極力公立で。
高校と大学ぐらいは私立でも良いかもだけどね。
あれ?今って公立の高校って授業料無料なんだっけ?

自分が大学行ってみて思うのは、結構お金の無駄かもしれないなということ。
自分でお金払ってまで行っていたら、また違っただろうけどねえ。
どうも、費用対効果はあまり高く無かった気が・・・。
まあ、留学もできたし多少は良かったか。
けど、文系の大学行って、大学で学んだことがすげー身になっている人ってどんだけいるんだ?
かなり疑問だ。

■投資信託について
で、最後の切札が投資信託。
これが利回りが年5%で計算しているんだけど、怪しすぎる。
今まではそれでいけたかもしれないけど、これかはちょっと難しい気がするんだよね。
けどまあ、年5%ぐらいの利回りで資産を増やしていかないと、厳しいというのは事実だと思うので、資産の増やし方は別途勉強が必要だな。

■まとめ
トータルでみて非常に良い本だった気がする。
整理されていて、読んだ後やるべき事が分かった気になるし。
これからの世代がどういうスタンスで生活していくべきかってのがおぼろげながらだけど、見えてきた気がする。
いろんな手段はあるんだろうけど、偏っている印象はなく、これがオーソドックスな考え方な気がするかな。

ということで、なかなかの良本です。
評判通りだわ。
読みやすいので、1日で読めちゃったし、結構おすすめかも。