ソフトウェア・テストの勉強会、Cafe Testing Vol.3に行ってきた。
久しぶりの勉強会だったので、なんとなく軽い印象を受けた紹介文に釣られた。
男女差別かもしれないけど、主催が女性の方っていうのも、敷居を低く感じさせてくれた理由一つだ。
あと、テストをするという概念がない会社に勤めているので、このままじゃ悪い方向に染まってしまってやだなというのもあった。

仕事も大して進んでない中、開き直って定時に退社した。
本当に久しぶりだったので、年甲斐もなくちょっと緊張した。
そして集合場所のカフェに、30分前には到着。
その日はとても暑く、のどが渇いていたので、折角だしカフェの中で待つことにした。

集合場所のFlat Cafeは、仕事終わりの綺麗に着飾ったOLさんとか、女子大生とかで溢れていた。
え?こんなところでやるの?って最初思った。
「何名様ですか?」と聞かれて、咄嗟に一人と答えてしまった。
カウンターの席に通されて、隣の席では若い女性二人が

「最近女子力をちょっと押さえてみようかなって思ってるんだ。少しの間大人しくしようと思ってさ」

とかなんとかって話をしていて、確かに直視は出来ないけど小奇麗な感じの女子たちの会話だったので、その後の展開がとても気になったけど、今回の宿題部分の復習をしたいなと思って、テキストに指定されている本を開いた。
もし、他の参加者がカフェに来たら、本を見て気づいてもらえたらなっていうのもあった。
何せ誰が来るかも分からないし、主催の人も見たことないので。

時間になってもそれっぽい人達は来ず、今日はこのまま帰ろうかなと思っていたところ、店頭でそれっぽい人たちがプラプラしているのを発見。
勇気を出して、声をかけてみたらビンゴ!声をかけるのにも勇気がいった。
どうやら主催者は遅刻、講師役の人も遅れるということで、ひたすら店頭で待つことに。

少したってから主催者の方が到着。
今回は予想以上に参加者が増えて、カフェで開催出来ない可能性があったので、隣の居酒屋でやることになった。
ちなみにWi-Fiは隣のカフェのものがそのまま使えて、電源も言えば貸してもらえた。
延長コードは必須だけど。
こういうところの皆さんの行動力は凄いなーと思った。
自分なら言えない。

皆さんノートパソコンを広げてスタンバイが始まった。
僕はノートパソコンを持って来なかったので、書籍を用意。
MBAを持っている人が本当に多いな、あの薄さ手軽さは魅力的なのは確か。
僕もLinuxが入った薄いノートパソコンを使いたいなー。

お酒を飲むつもりはなかったんだけど、せっかく居酒屋に来たということで飲むことにした。
飲んだほうがコミュニケーションも弾むだろうし。

で、いざ勉強会が始まったんだけど、基本的に読書会っぽいスタイルなんだと思う。
読書会の勉強会に参加したことはないんだけど、多分合っている気がする。
各自該当する箇所を読んできて、それについてみんなであーだこーだ言うという流れ。
これはこれでいろいろ面白いなーと思った。
本の内容はさることながら、実際の仕事と照らし合わせたり自分の考え方とかに話が広がっていくのが、とても新鮮だった。
共通の話題があるってのは、会話を弾ませるなあ。
だからやたら読書会が多いのかと妙に納得した。

テストに関しては、みんなそれほど詳しい感じでなく、素朴な疑問を講師役の人にぶつける感じのが多かったけど、やっぱこんなところに来るような人達だから、意識の高い人が多い。
アジャイル関連の話は結構出た気がするので、最近だけど読んでおいてよかったなって思った。

特に印象的だったのは、テストは「設計を疑うようなテストもするべし」ということだった。
今まで僕が実践してきたテストは、「設計通りに出来ているか?」という視点だけだった。
というか、僕自身が作ったプログラムに対するテストなので、「設計自体を疑う」という発想自体がそもそも無かった。
プログラムを壊そうとするようなテストはあまり実施したことがなかったし、実施しなくてはいけないと言われることも無かったので、目から鱗だった。
実際にそれが出来るかどうかは現場のケースバイケースだと思うけど、そういう視点が必要とわかったことは大きいと思う。

テストに関わらず、周辺知識の会話は正直レベルが高いなと思った。
「イニュム」と言われて、enumのことだって分からなかったし(これは僕が知らなさ過ぎただけなんだけど)、UMLという用語もちゃんと把握してなかったし。
やべ、自分のレベル低いって感じても気後れしなくなったのは、おっさんになったからだと思う。
もう自分の伸びしろ大体見えてくるし、そんなことで消極的になるよりもどんどん聞いてしまったほうが良いかなと素直に思えるようになった。
ありがたいことに、この勉強会は知らないことを知らないといっても良い雰囲気だし、嫌な顔を誰もしないのが素敵だなと思った。

本当に久しぶりに、「初めて会う人達に囲まれて、いきなりコミュニケーションする」というのを体験したけども、思ったよりうまく参加できた気がする。
聞きたいことも聞けたし、自分なりの考えも話すことができたし。
何よりもポジティブな人たちと接するのは、やっぱ楽しい。
そして、自分の力のなさを痛感させら、謙虚になれる。
それが明日からの勉強意欲につながるんだから、素晴らしいかな。

講師の方と最後電車が一緒になって、いろいろ話すことができた。
損得を考えず、北海道とかまで勉強会を開きに行くのが素直にすごいなと思った。
なんというか、これってアジャイルなマインドっぽいなと思った。 自分に出来ることを率先してやるという、このポジティブで気持ちの良いマインドって良いね、やっぱ。

最近すごく技術書を読んでいるってブログに書かれていて、とても気になったので、具体的にいろいろ聞いてみた。
どんなペースでどんな時に読んでいるのか聞いてみたら、読んでいる時は大体同じで通勤や帰宅後とかって言ってた。
「1週間に読むペースは800Pぐらい」とページ数を把握していることにちょっとびっくりしたけども、800Pなら薄い本なら2冊から3冊ぐらい読めてしまう。
それも技術書をってところが凄い。
大体2回以上は読むらしく、最初の1回はわからないところは飛ばしてメモを取りながら最後までとりあえず読むらしい。
んで、2回目にメモを見ながら、調べたり聴いたりしながらじっくり読むらしい。
メモを取りながら読むってのは、とっても良いなと思ったので、早速実践してみようと思った。
お、そこでスマフォのEvernoteとか使えば良いのか、なるほど。

後、同時に2冊は同時進行で読むようにしているというのも新鮮だった。
それは1冊の本だけ読んでいると、視野が偏ってしまうからだとか。
なかなか新鮮な意見だった。
僕も何冊かを同時進行で読むけども、それは飽きない為だったりすることが多い。

最後に講師の人に「眠くなったりしませんか?」って聞いたら、眠くなりますって素直に答えてくれたのがちょっと嬉しかった。
やっぱみんなそうなんだな。
けど、頑張って眠い目を擦りながら読むんだよね。

会社に講師の人ぐらいの10歳ぐらい離れている年齢のエンジニアがいないので、ピンと来なかったけど、若い世代はすごいな。
彼からもとても刺激をもらったので、久しぶりに時間を作って他の勉強会にも参加していこうと思う。
平日は厳しいだよな・・・。

時間が合えば、この読書会は読み終わるまで参加できたらなと思った。
次回までには通してテキストを読んでおこう。
そしてテストコードを書こう。