プログラムはなぜ動くのか 第2版 知っておきたいプログラムの基礎知識

まさか自分がこんな本質的なタイトルの本を読む気になり、なんだかんだいって読み終えることになるとは思わなかった。
大げさだけど率直な感想だ。

内容はタイトル通り、CPUの構造から始まり、どうやってプログラムが動作するのかというのを非常に丁寧に説明してくれている本だと思う。
読んでいる最中は、

「うぇ、2進数出てきた」

とか

「まさか俺にアセンブラとかに触れさせようとしている!?」

とか思っていたけど、読み終えてみると、ちょっとだけ自分の視点が上がった気がして、良い本だったなと思えた。
個人的には、CPUやメモリの構造とかにも大して興味なかったし、ファイルの圧縮方法なんてのもこの本がなければどんなことやっているのかとか、きにさえ止めなかったと思う。
WindowsのExeファイルの作り方とか、まあ、一生知らないだろうなって思ってたし。

あと、文中に結構「知ってて当然」みたいな記述もあり、読みながらちょっとプレッシャーを感じていたのも確か。
まあ、「知ってて当然」と書いてあってどうしようと思った数分後には、丁寧な説明が始まってたりするんだけど。

これを読み終えたからといって、毎日のコーディング作業が劇的に変わるってことは正直なさそう。
正直日々利用している高級言語のレベルで、ここに書かれているようなことを認識することはあまり無い気がする。
まあ、Cとか使っている人はあるかもだけど。

けど、純粋に勉強になった。
プログラマーなら、こういったことに関心を持っていて欲しいし、ある程度は雰囲気を知っていて欲しいというのは、読み終えた今だからかもしれないけど、分かる気はする。

あと、以前小数点同士の計算が10進数通りにいかないのは何で?というのが会社で話題になって、それにちゃんと答えられた人はいなかったんだけど、それが浮動小数点演算の方法のせいとか、細かいところが分ったのはなんだか嬉しかった。

読み終えてみると、そんなに読みにくい本でもなかったし、内容もプログラムを書いている人にはちょいちょい疑問に思うことの答えも載ってたりすると思うんで、個人的には読んでおいて損はないと思う。

噂に違わぬ良書でした。