オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン

なんとか読み終えることが出来た。
正直、ちゃんと全部理解して読めたかどうか自信がないし、どんだけ途中で投げ出そうと思ったかわからない。
実際、1ヶ月ぐらい全く読まない時期もあった。
頑張って読み始めても5分で眠くなるし、持ち歩こうにも糞重たい・・・。
けど、この本の値段(5040円)が無駄になるもの嫌だし、なんか古典とかいわれて読むの必須みたいな雰囲気だし、読んだという称号を手に入れたくて、、意地で読み終えたってのが正 直なところだと思う。

なんだか情けないけどもね・・・。

読み終えるのに3~4ヶ月もかかってしまったんだけど、もう最初の方に何が書いてあったのかよく覚えてない。
だからといって、また直ぐに読み返す気にもなれないなあ、特に前半は。
今後は読み返すとしても、パターンのカタログのところを読み返す程度かな。

読み難いとは聞いていたけども、これ程とは思わなかった。
逆に、「少々読み辛い点もあるが」とか感想に書いてあると、嘘つけ!って思っちゃう。
どんだけこういった文章に慣れているかそれとも賢いのか知らないけども。

さて、愚痴はこの辺にして、内容の感想を背伸びせずに正直に書いてみようと思う。

ぶっちゃけ内容については半分理解出来ているのかどうかってところかなと思う。
Interpreterパターンとか、未だに内容も使いどころも良くわかってないし、Visitorパターンとかいまいちピンと来てない。
他にもChain of Responsibilityパターンとか、サンプルに出ていたヘルプ機能ぐらいしか、使いどころイメージ出来ないし。
PHPでWEBアプリケーションを作っているうちは、そもそもそういったパターンを活用することが少ないのかもしれないけども。

けど、この辺りは、もう一度というか、何度か読み直したいて理解したいなと思っている。
そこが自分でも不思議に思う。
難解な内容ではあるし、読んだところで直ぐに役立つかというと正直微妙だとは思うんだけども、理解したいという欲求が確かにある。
理解するだけではなく、自分の中で消化出来た時に、自分の設計能力がワンランクもツーランクも上がる予感はする。
それが率直な感想なんだよね。

そして、この読み始めて直ぐに「あ、これ難しいわ」「何書いてあるかわかんないわ」って思った本を、最後まで読んだことに個人的には意義がある気がしている。
この年で、恥ずかしい話初めて読む本じゃないとは思うし、プログラミングでご飯を食べている人なら、読んでて当然というレベルの様なものかもしれない。
けど、そんな本を苦労しながらも、最後まで読んだことがとても自分には自信になった。
それだけで読んだ価値はあったと思う。
まあ、そう思いたいだけなのかもしれないけども。

この本を読んで、「そんなん知っとるし」って思えた人、心から凄いと思う、いやマジで。
あと、軽々と1週間ぐらいで読んじゃった人も、頭の出来が違うんだなと思うな。

正直デザインパターンをそのまんま使ってないまでも、それらを駆使して設計してコードを書いている人ってどれだけいるんだろうか?
つまり、オブジェクト指向なプログラミングが出来ている人ってどんだけいるんだろってことなんだけど、そんなに多くない気がするんだよね。
自分の周りを見ていてもそう感じる。
まあ、シングルトン・パターンはよく見るんだけども。
自分もオブジェクト指向プログラミングを理解したいと思って、この本を手にとってみたけども、前途多難ということが良く分かったな。
ちゃんと実践出来たら、どれだけ変化に対応できる設計が出来るのか、そしてどんなに美しいか。
まあ、それが難しいから、実際に実践出来ている人もそんなに多いと感じないのかもしれないけども。

デザインパターンは、空手でいう型みたいなものだと思うので、それで何でも出来るかというと出来ないんだろうなと思う。
けど、基本中の基本で、体に覚えさせておくべきものの様な感じがしている。
色んなもののベースとなる考え方なのも確かだと思う。
実際、デザイン・パターン以外の本を読んでいても、概念を伝えるためにしばしばパターン名が引用されたりするし。
なんで今までやってこなかったんだろうって今は思えるんだけども、結局デザインパターンとかを気にするところまでやっと来たってことなんだろうな。

良いことが書いてある本だとは思う。
どういった時に使うべきかがメリットとデメリットも含めて書かれている点も素晴らしい。
何より、こういった定型的なものにするのが難しいものを、パターンにまで消化し、尚且つ文章化した労力に頭が下がる。
いわば教科書みたいなもんだよね。
デザイン・パターン至上主義になるのはどうかと思うけども、知ってる上で崩すのはありだと思うけど、知らずに崩しちゃう程自分に自信なんてないので、これからもコツコツ勉強していきたいなと思う。

けど、難しかったなー、ホント。