SQLアンチパターン

とても面白かったし、為になった。
SQL周りというかデータベース周りってちゃちゃーっとやっても結構動くんだけど、意外と毎回同じ所で悩む。
これで良いのか?!とか思いながら、まあ、とりあえず動くから良いかって感じで済ませている「なんとなく感」が半端無かったので、どこかで勉強したいなーとは常々思ってた。
結論から言うと、そんな僕にピッタリの本だったと思う。

全体的な内容

書籍のタイトル通り、SQLを触る上でやっちゃけいないことが25章に渡ってひたすら書かれている。
最初から「あるあるケース」連発で、とても参考になる。
そして、自分がアンチパターンを結構採用していることに凹む。
まあ、自分の流儀というか作成するアプリケーションのドメインによって、どういった解決策が最良かは変わってくるとは思うけども、自分の設計や実装に対して「本当にそれで良いのか?」という問題提起してくれるのは非常にありがたい。

今後も利用しそうなアンチパターン

  • IDリクワイアド
  • ファントムファイル

IDリクワイアド

簡単にいうと

無闇矢鱈にidというカラムを作る

というアンチパターン。

自分はWEBアプリケーションを作成する機会が多くて、WEBアプリケーションフレームワークを利用することも多いので、IDは今後も半ば盲目的に利用することが多そうだ。
まあ、不要かどうかは少し考えるようにはするつもり。

ファントムファイル

簡単にいうと

画像とか管理する時に実体データを入れずにファイルパスとかいれる

というアンチパターン。

確かに著者の意見は良く分かるんだよな―。
ロールバックの時どうすんだよ?ってのは確かにそうだし。
これも案件によるだろうけど、このアンチパターンを利用する機会は今後も多そうだ。

参考ソースがRubyとPHP

ここが結構びっくりなんだけど、PHPのソースが出てくる。
これは非常にありがたい反面、それで良いのか?って思ったけども。
サンプルソースを読むストレスが無いのは、捗るね―。
Rubyも読みやすいので、この2つの言語だけで書かれているのは素敵!

意外と初心者向け

様々なデータベースソフトに対応しようと書かれているため、汎用的な内容になっている。
その影響かそれ程突っ込んだ話はない。
タイトルは結構大げさな感じだけど、内容は非常に分かりやすく初心者向けだと思う。

まとめ

変に難しいことはせずに、面倒臭がらずに、データベースの基本的な機能を適材適所に利用しようよって感じかな。
RDBの思想とはちょっと違うなと思ったら、NoSQL系のソフトを利用したら良いんだし、みたいな。
まあ、概ね合意します、そりゃそうだよね。

ということで、非常に良書です。
誰にでもオススメ出来る良い書籍だった。