How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント

図書館で借りたんだけど、なかなか読み終えることが出来ず、返却期限を過ぎてしまった。
結構読むのに時間がかかってしまったが、決して内容が難しかったとかつまらなかったという訳じゃなかったんだけどもね。
全体的に書かれている内容にあんまり異論はなく、ウンウンと頷くことが多かった。
それは基本的にGoogleという会社をリスペクトしているからなのかもしれないけどね。

気になった目次を並べてみる

社員を窮屈な場所に押し込めよ

これは結構意外で、チームラボの猪子さんも同じ事言ってたんだけど、リモートワーク賛成派と対極な意見だ。
まあ、一長一短ってことなんだろうと思う。
結局「どちらも出来るメンバーだが、プロダクトによって選択できる」チームがベストなんだろうな。

散らかっていることは良いことだ

日本では、整理している方が美徳な価値観あるけど、真逆なことをいっている。
まあ、だいたい一芸に秀でた人の机や部屋は散らかってるよね。
何かを生み出すことへの副産物として捉えているところが面白い。

ペゾスのピザ2枚のルール

Googleの話にペゾスが出てくるとは!

「イエス」の文化を醸成する

これ簡単そうで難しい。
全くそういった文化ない組織だと、何年ぐらいかかるんだろう。
その時間が勿体無いわ。

「お楽しみ」より「楽しさ」

「楽しさ」や「楽しむ文化」のないところに、イノベーションは生まれないってことだと思う。
説得力ある。

アラハイ

社長が毎朝新聞を取りに行ったり、机を拭いて回ったりすることで、平等主義を身を持って示すことって大事だよねって話。
これも出来ていない人多くて、まだ何も成し得てないのに報酬を受け取りたがる人が多い気がする。
あと、アラハイって言葉の意味はよくわからん。

邪悪になるな

このスローガン素敵。
社員が誇りを持てるスローガンって大事だわ。

ライバルに追随するな

ライバルを意識する余裕がある時点で問題という視点は新鮮だし、とても厳しい指摘。

群れ効果

日本人は特にそうなのかもしれないな。
権威に弱いところがあるし、群れるの好きだし。
一人目の優秀な人を見つけてくるのが大変だ。

誰もがスゴい人をひとりは知っている

Googleにもなると、そういったヒーローを集めることが出来るんだろうなって思って、凄さを感じた。
それに自分の務めている会社に愛着がなければ、誘わないってのもあると思う。
そういう視点でみれば、そんなスーパーな会社じゃなくても参考になるはず。

採用の質を犠牲にしてまで埋めるべきポストはない

単純にカッコいい。
こういう方針の会社に在籍していること自体が喜びになる。

データに基づいて決定する

プレゼンの資料には、データがあれば良いというのは、如何にもGoogleらしくて良かった。
そして参考になった。
新しい視点をもらえた。

すべての会議にはオーナーが必要

会議で決まったことを、決裁する人に報告するとか無駄。

デフォルトをオープンに

クローズドにすることが、組織や知識を腐らしていくのかもしれない。
線引が難しいって思うけど、そう考える時点で駄目なんだろうね。

安心して真実を語れる環境を作ろう

「邪悪になるな」とも関連していると思うけど、これが出来ないとどんどん膿が溜まっていくと思う。
実現することは難しいだろうけど、出来ていないと組織腐るのも時間の問題なので、チャレンジしないと駄目なんだな。

まとめ

ということで、この本に書かれていることは基本的に賛成だ。
優秀なエンジニアが欲しい採用担当や、組織をマネジメントする立場の人は読むべきだと思う。
あ、でも、経営陣が読まないとダメかもしれん。
Googleと全く同じことは出来ないだろうけど、多くの優秀なエンジニアはGoogleで働いてみたいと思っていると思うし、参考になることは多いはずだ。
逆に何も見えてこなかったら、優秀なエンジニアを採用することは諦めたほうが良い気がするなあ。

こういったノウハウを公開出来ることの強さ、半端ないわ。
さすがGoogle。