はじめに

どうやらyaroutは、Arch Linuxのwikiを見るとDiscontinued or problematicらしい。
ということで代替ソフトを探すことにした。

移行

何を使おうかと思ってwikiのActiveの項目を眺めていると、yayというツールを発見。
全ての機能がYesになっているし、Golang製ということで試してみることにした。

yay

yayは、

Yay was created with a few objectives in mind and based on the design of yaourt, apacman and pacaur

ということで、yaourtから乗り換える側としては少し安心感がある。

AURリポジトリの確認

このあたりの設定はすっかり忘れていたのだが、復習も兼ねて確認。
/etc/pacman.confで記述した以下の設定は現在なくても動くっぽいので、消しても良さそう。

-
- [archlinuxfr]
- SigLevel = Never
- Server = http://repo.archlinux.fr/$arch

インストール

yaourtに最後の仕事をしてもらう。
バイナリだけインストール出来るyay-binパッケージがあるので、そちらを利用する。

$ yaourt -S yay-bin

ソースからビルドしたい場合はこちら。

$ yaourt -S yay

AURヘルパーを初めて使う人は、Releaseページからバイナリファイルをダウンロードして、そいつを使ってyayをインストールしてあげれば良いかなと思う。

例えばこんな感じ。

$ cd /tmp
$ wget https://github.com/Jguer/yay/releases/download/v8.998/yay_8.998_x86_64.tar.gz
$ tar xzvf yay_8.998_x86_64.tar.gz
$ cd yay_8.998_x86_64
$ ./yay -Sy yay-bin

yayをシステムワイドにインストールし終わったらダウンロードしてきたファイルは不要。
ダウンロードしたバイナリファイル一つで動作するお手軽感はGolang製ならでは。

ちなみに公式サイトに載っているインストール方法は、ローカルでビルドする感じになるので、Golang環境が必要だったり、いろんな依存パッケージがインストールされたりとちょっと大げさな気がするので、このやり方で良いかなって思っている。

ちなみに初めてAURヘルパーを利用する場合はgitコマンドが使える必要があるので、事前にいれておくべし。

yaourtのアンインストール

今度はyayに初めてのお仕事をしてもらう。

$ yay -Rs yaourt

これも簡単。

yay独自の操作

ヘルプを見ると以下のような記述がある。

New operations:

    yay {-Y --yay}         [options] [package(s)]
    yay {-P --print}       [options]
    yay {-G --getpkgbuild} [package(s)]

何が新しく追加されたoperationなのかがはっきりと明記されていて親切。

パッケージの更新

If no arguments are provided ‘yay -Syu’ will be performed If no operation is provided -Y will be assumed

ということなので、

$ yay

だけでいける。
ただ、ちょっと怖いので気をつけたいかな。

基本的に更新の時の確認プロンプトが面倒なので、

$ yay -Syu --noconfirm

を使うことが多いけど。

不要になったパッケージの削除

今までは

$ pacman -Rns $(pacman -Qtdq)

という、いつまでたっても覚えられないコマンドを使っていたが、

$ yay -Yc

とシンプルに出来るようになった、素晴らしい。

おわりに

実際に使ってみると、並列で処理が行われるようになったからか体感速度が上がった。
使い勝手はそのままに、ちゃんとメンテナンスされているツールへ簡単に移行できてとても満足。